TKIの、5つのモードがあなたのコンフリクト問題を解決します
TKIの、5つのモードがあなたのコンフリクト問題を解決します
TKI(トーマス-キルマン コンフリクト・モード検査)は、対人関係における対立状態、コンフリクトが存在する状況において、コンフリクト解消のために最も使われている検査です。使いやすく、自己採点式のエクササイズは、短時間ででき、説得力があります。
受検者は、30の質問に回答し、5つのコンフリクトへの対応スタイルである、コンピーティング・モード(競う対応方法)、コラボレーティング・モード(共同共存する対応方法)、コンプロマイジング・モード(妥協する対応方法)、アボイディング・モード(回避する対応方法)、アコモデーティング・モード(順応する対応方法)のどれが、自分が好むモードであるかを見出します。
検証、フィードバックのためのマテリアルを使って、各モードの最も適切な使い方や、自分があまり使わないモードをいかに、TPOによってより快適に使う方法について学んでいきます。
個人や、グループのラーニングプロセスでの単体ツールとしての活用、あるいは、体系的なワークショップの一部として活用されたり、TKIは、コンフリクトの解決・解消のための実践的なアプローチです。シンプルに構成され、内容も分かりやすいため、TKIは様々な応用トレーニングプログラムの中心的な存在として用いられています。
回答所要時間 | 15分 |
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質問項目数 | 30項目 |
※それぞれのモードをクリックすると詳しい説明が表示されます
ファシリテーターが、コンフリクトについての建設的な対話を支障なくはじめられる
所要時間わずか15分の、使いやすく、自己採点式の質問紙
コンフリクトが生じている状況での行動を5つの分かりやすいコンフリクト対応モードで説明
各モードの最も適切な活用の仕方を教示
コンフリクト・マネジメントで最も広く活用されている検査
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TKI(トーマス-キルマン コンフリクト・モード検査)は、対人関係におけるコンフリクト解消のため、企業研修等で米国で最も利用されている検査です。人がコンフリクトと対面した際、自分がどのような対応スタイル(モード)を好むかを知り、検証することにより、コンフリクトが生じた状況での最適な対処の仕方を学ぶことを支援します。
対応スタイル(モード)の種類など、詳細はこちらをご参照ください。
20歳以上であれば、どなたでも受検できます。
TKI体験セッションを開催しております。こちらをご参照ください。
現在のところ、まだ日本語の文献はありません。下記の文献が、外国語の文献となります。ご参照ください。
Blake, R. R., and Mouton, J. S. The Managerial Grid (Houston: Gulf Publishing, 1964).
CPP, Inc. “Global Human Capital Report: Workplace Conflict and How Businesses Can Harness It to Survive. (Mountain View, CA: CPP, Inc., 2008)
Hall, J. Conflict Management Survey (Conroe, Texas: Teleometrics International, 1969)
Herk, N. A. Thompson, R.C., Thomas, K. W., and Kilmann, R.H. International Technical Brief for the Thomas-Kilmann Conflict Mode Instrument(Mountain View, CA: CPP, Inc., 2011)
Kilmann, R. H. The Development and Validation of a Projective Measure of Interpersonal Values (University of California at Los Angeles. Unpublished Dissertation, 1972)
Kilmann, R. H., and Thomas, K. W. “Developing a Forced-Choice Measure of Conflict- Handling Behavior: The MODE Instrument,” Educational and Psychological Measurement, Vol. 37, No.2 (1977), 309-325
Lawrence, P. R., and Lorsch, J. W. Organization and Environment (Boston: Graduate School of Business Administration, Harvard University, 1967)
Schaubhut, N. A. Technical Brief for the Thomas-Kilmann Conflict Mode Instrument: Description of the Updated Normative Same and Implications for Use( Mountain View, CA:CPP, Inc., 2007)
Thomas, K. W. Conflict-Handling Modes in Interdepartmental Relations (Purdue University. Unpublished Dissertation, 1971)
Thomas, K. W. “ Conflict and Conflict Management,” in M.D. Dunnette (Ed.), Handbook of Industrial and Organizational Psychology (Chicago: Rand-McNally, 1976), 889-935
Thomas, K. W., and Kilmann, R. H. The Thomas-Kilmann Conflict Mode Instrument ( Mountain View, CA: CPP, Inc., 1974)
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Web版も出版予定ですが、今現在は、手採点版のみのご提供となります。
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15分程度です。
ありません。回答結果は、フィードバックを担当するファシリテーターが責任を持って管理します。
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個人でのご購入は前金にてお願いしております。法人でのご購入はご請求書発行の上お振込みでのお支払いとなります。クレジットカードはご利用いいただけません。
コンピーティング・モードは 自分の権利を主張し、協調的でない、権力志向の対応方法です。コンピーティング・モードのときには、自分の立場を勝ち得るのに適切と思われる、いかなる権力をも用いて、他者の犠牲の下に、自己の懸念を追求しようとします。コンピーティング・モードは、自分が正しいと信じている立場を守り、自己の権利のために戦う、あるいは、単に勝ち取ろうとすることを意味することがあります。
コラボレーティング・モード:共同共存する対応方法は、自己主張も、協調もする対応方法です。コラボレーティング・モードのときには、両者の懸念に完全に応えるような解決法を見出すために、他者と協調します。この方法では、両者に潜在する懸念を明確にするため、問題を徹底的に調べたり、両者の懸念に見合うような代替策を見出したりします。2者間の共同共存は、お互いの見解から学ぶために不一致点を探究したり、それがなかったとしたら、リソースのために競うことになるであろう状況を解決したり、対峙して、個人間の問題に対する創造的な解決策を見出そうとするといった形をとることもあります。
コンプロマイジング・モード:妥協する対応方法は、自分の権利の主張と協調の中間の方法です。 コンプロマイジング・モードのときには、双方の主張を部分的に満たし、双方が満足する得策な解決策を見出すという目的を持っています。コンプロマイジング・モードは、コンピーティング・モードとアコモデーティング・モードの中間に位置づけられ、コンピーティング・モードよりも譲歩し、アコモデーティング・モードほどは順応しない方法です。 さらに、コンプロマイジング・モードは、アボイディング・モードよりも問題に正面から取り組む方法ですが、コラボレーティング・モードほどには、深く追究する方法ではありません。 コンプロマイジング・モードは、妥協し、譲歩しあい、あるいは迅速に中立の見解を探すことを意味することがあります。
アボイディング・モードは進んで自己主張することも、進んで協力しあうこともしない対応方法です。アボイディング・モードのときには、自分の懸念も、他者の懸念も、即座には求めることはしません。コンフリクトに進んで取り組むことはありません。 アボイディング・モードは、問題を外交的に回避したり、機が熟すまで先送りにしたり、あるいは単に自分を脅かす状況から撤退するといった形がとられることがあります。
アコモデーティング・モードは、自己主張をすることなく、協調する方法で、コンピーティング・モードと正反対の方法です。アコモデーティング・モードのときには、自分の懸念は顧みず、他者の懸念を満たそうとします。この対応方法には、自己犠牲の要素があります。アコモデーティング・モードは、 無償の寛大さや慈善、自分が望まないときでも、他者に従ったり、他者の観点に屈服するといった形をとることがあります。